レンズユニット・光学モジュール

非球面樹脂レンズを採用した小型、高品質なレンズユニットです。従来のガラスレンズに比べ樹脂レンズは量産性に優れ、単回使用にも対応致します。
医療用、産業用の細径内視鏡の他、治療部の観察を目的とした治療器内への組み込みや各種産業機器への組み込みにも最適です。
センサー、照明などを組み込んだカメラモジュール（FISCam）やガラスレンズユニットの供給も可能です。

一般的な光学系は光がレンズ内を透過するため、光透過性を有する材料で作製する必要があります。
可視領域では樹脂、ガラス、石英等の透明な材料が用いられていますが、 これらの材料は遠赤外線領域では光を通さないため、 遠赤外線領域では遠赤外線を透過するゲルマニウムやカルコゲナイドガラス等の特殊な材料が使用されています。

一方で、反射光学系は材料表面の反射のみを使用するため、使用する材質の光透過率は問題となりません。
また、アルミ、金等、可視～近赤外領域でも用いられている金属コーティングは 遠赤外領域でも高い反射率を有することから、樹脂表面に金属膜コーティングを行う事で、 可視領域から遠赤外線領域まで均一で高い反射率を有するミラーを作製することができます。

ナルックスでは、樹脂表面に金属コーティングを行ったミラーを用いた、遠赤外線向け反射光学系ユニットの提案を行っています。
レーザビームプリンタ用fΘレンズにて長年培ってきた自由曲面光学素子の設計・作製技術を応用することで、高品質な反射光学系ユニットを実現しています。(特許第4423380号、特許第4947563号)

また、反射光学系は、色収差が発生しない事も特徴の一つです。 遠赤外線画像撮影用としてだけでなく、分析用途等、可視～遠赤外まで広い範囲で光を利用する用途にも最適です。

FISBA READYBeam^™は電源、温調システムを内蔵したコンパクトなシングルモード・マルチカラーレーザー光源モジュールです。 波長の組み合わせは4タイプをラインナップ。用途に応じて波長の組み合わせを選択可能です。 シングルモードファイバを通して最大40mWの高品質なビームを提供致します。 各チャンネルの出力は個別に設定可能です。

FISBA RGBeam^™は小型レーザ光源の開発プラットフォームです。 用途、ご要望に応じて使用するLDなどの構成を変更することで、カスタム光源モジュールの開発を行います。また、シングルモードファイバ伝搬（SM)だけでなく、空間伝搬（FS）やマルチモードファイバ（MM)も選択可能です。ライフサイエンス、工業からエンターテイメントまで、幅広い分野からのご要望をお待ちしております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。